類人燕

ヤクルトスワローズネタとジャンプ感想がメインのブログです。

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アホも極めれば神になる:アル・ヤンコビック

アル・ヤンコビック(Weird Al Yankovic)というミュージシャンをご存じだろうか。いや、ミュージシャンと言い切っていいものかちょっと悩むけど。
古いジャンプ読者なら、ジョジョのこっちの場面でお馴染みかも。

DIOがアルヤンコビック知ってたらちょっと楽しい


ひたすら替え歌を歌い続けて20年超。歌だけでなくミュージックビデオのパロディの評価も高い。
安易な風刺に走らず、くっだらない(自分にとっては最上級の褒め言葉)ネタを続けるその姿勢は、お偉いさんになったり政治なんかに目覚めちゃったりする勘違い芸人とは一線を画す潔さだと思う。
最近もエミネムをおちょくって揉めたらしい(笑)

というわけで、YOUTUBEでアルヤンコビックの軌跡を元ネタと共におってみましょう!オマケの対訳も一つだけつけたよ!(一曲訳してギブアップしたというのが真相)





まずは原点。承太郎も例に挙げてた”今夜もeat it!”。元ネタはマイケルジャクソンの”今夜もbeat it!”

元ネタ Michael Jackson - Beat it!




ヤンコビック版 eat it!


今見るとオーソドックスすぎて物足りないパロディですな。下で紹介する”Fat”と比べると悪ノリが足りない。本人もそう思ったのか、最後に”スリラー”のパロディをちょっと入れてるあたりがご愛敬。
ちなみに、この「食べ物ネタ」は一貫してアルヤンコビックの得意分野(?)となっています。


お次は、”ライク・ア・サージャン”。マドンナの”ライク・ア・バージン”のパロディですね。マドンナが「処女のふり」してるのに対して、アルは「外科医のふり」をしています。っておい!

元ネタ Madonna - Like A Virgin



ヤンコビック版 Like A Surgeon


”eat it!”みたいに絵面のパロディにこだわらず、歌詞に合わせた作りになってます。サウスパーク的な悪ふざけで、ちょっと異色。
ところで、この頃のアメリカはマドンナのこの程度で物議を醸すほど過激だったんだよなぁ。ビヨンセとかブリトニーとかがこの時代に言ったら、商売女にも眉を顰められるだろうな。
ってか、「処女のふり」がまだ通用するんだからな。ビヨンセとかブリトニーとかが処女のふりしたって、たま出版の韮沢さんの火星人トークと同じで失笑されるだけで誰も信じないわな。


さてさて、またもマイケルジャクソンネタ。まあMTVの申し子なんだから仕方ない。”Bad”(ワル)が”Fat”(デブ)になりまする。

元ネタ Michael Jackson - Bad


ヤンコビック版 Fat


”Bad”のビデオには何種類かあって、Fatはそのミドルバージョンのパロになってるんだけど、同じ尺の”Bad”がYOUTUBEに上がってないのが口惜しい。
”eat it!”から比べると格段に進化してますね。しかしこの人、ダンス上手いよな。こんな格好であれだけ踊れるんだから。
まあ見ての通りの食い物ネタです。歌詞が解らなくても理解できるのがこの人のパロの良いところ。難しいこと言ってないし、英語のヒアリングとしても最適な教材かも知れない。


お次の素材は、ジェームスブラウン。映画「ロッキー4」のテーマらしい、脳天気なアメリカ愛国ソング(でもこれをテーマにしてたアポロはソ連人ボクサーに殴り殺されちゃうんだけどね♪)が、アルにかかるとヘルニア(脱腸)の苦しみに変わってしまいます。

James Brown - Living In America


ヤンコビック版 Living With A Hernia


JBのライブアクトが、ヘルニアで苦しむ様に置き換えられてるのがバカバカしくも素晴らしい。



さて、このあたりまではパロディの相手は超大物。アルもおちょくる楽しみがあっただろうと思います。
でも時代は下り、スターがスターじゃなくなってきます。そうすると、音楽業界に於いて妙なポジションを確保しているアルヤンコビックとの差がどんどん縮まってくるわけで。

そんな中、最後の大物とも言えるニルバーナをパロりました。ジャンプ読者なら久保帯人センセがお好きなことで有名なニルバーナの”smells like teen spirit”です。

NIRVANA - smells like teen spirit


ヤンコビック版 Smells Like Nirvana


ニルバーナファンには怒られそうだけど、「あれ?カートコバーンもアルヤンコビックもなんか大差なくない?」と思ってしまう。若者のカリスマも一歩引いたら大したことはなかったというのは最高に皮肉の効いたパロディだけど、逆に言えばここから先のパロディは弱い者いじめになってしまうというジレンマも発生してしまうというわけで。
本編の話。牛→羊→うがいと続くアホネタとか掃除のおっちゃんの楽しそうな暴走とか、とにかく下らなくて素晴らしい。私はこれが一番好きかも。


さてさて、最後に取り上げるのは、がっくり格落ちしてCoolioの”Gangsters Paradise”。あまりにも格落ちし過ぎて、映像自体もアルの方が格好良くなってしまっています。ってかこの人老けるどころか若返ってるよな。

Amish(アーミッシュ):アマン派米国Pennsylvania州などに住むキリスト教新教の一派で, 電気も自動車も使わず近代文明を拒否する厳格な教義で有名 [新グローバル英和辞典より]

”ギャングスター”が”アーミッシュ”になってしまうのが、アルの真骨頂。続けてみると、類人猿かすらも怪しい腐れチンピラの馬鹿げた主張から厳格すぎてギャグになってしまうキリスト新教の主張という、「緊張→緩和」の笑いの基本が見事に成り立っています。

さて、この曲は2曲とも対訳をオマケ(元ネタはちゃんとした翻訳の引用ですよ)に付けます。アルの方は歌詞に忠実な映像になってるので、読みながら見るとより笑えるかと。
注:二流私大理工学部卒なので、翻訳に自身はありません。よそで引用して笑いモノになっても責任とりませんので!
  あと、以下の部分がどうにもわからないので、わかる方はそっと教えてください。
  ・”Jebediah”という単語(人名?キリスト教関連?)
  ・so don't be vain, and don't be whiney,or else my brother might have to get medieval on your hiney.(hineyがわからない。大文字じゃないから人名ではないみたいだけど??)

Coolio - Gangsters Paradise


○ ギャングスター・パラダイス

死の影の谷を歩きながら
自分の人生を見つめていると
何も残っちゃいないことに気づく
俺は長い間 撃ちまくって飲んでたから
ママだって俺がおかしいと思っているんだ
俺は生きるに値しない奴らを
見放せないんだ
俺はガキ扱いされるって?
とんでもない話だ
自分の言葉に気をつけな
どこを歩くか気をつけな
お前やダチどもは
白いチョークで書かれちまうぜ
俺はトリップするのは好きじゃないけど
ラリらずにはいられないんだ
奴らがくたばっていく間
銃煙の中にいる俺が見える
俺はみんなが憧れる
そんなギャングなんだ
夜に跪いている
街灯の下で祈りを捧げる

(コーラス)
奴らは一生
ギャングスタズ・パラダイスで過ごしている
奴らはほとんど一生
ギャングスタズ・パラダイスで過ごしている
これからずっと
ギャングスタズ・パラダイスで過ごしていく
これからずっと
ギャングスタズ・パラダイスで過ごしていく

俺にさしかかっているこの状態を見てごらん
フツーの生活なんてできない
俺はこの国に育てられたから
地元の仲間とつるんでなきゃいけない
テレビの見過ぎで
夢ばかり追いかけてる
金のことしか頭にない
教育された愚かな奴なんだ
マック11を握って目がギラリと光る
俺はぶっ放すしか能のない
ギャングスターなんだ
周りのヤツらも俺についているぜ
俺を怒らせるなよ
死なんていつもすぐそこさ
一か八かの生き方だ
他に何が言えるのか
今 俺は23
24まで生きられるだろうか
この状態じゃ分からないことだ

なぜ俺たちには見えないんだ
傷つけているのはお前と俺なんだ

(コーラス)繰り返し

権力と金
金と権力
いつもいつもどんな時でも
みんな走っているけど半分はみえちゃいないよ
銃の匂いがするけど
何を駆り立ててるかは分からない
俺に学べってみんなは言うけど
誰が教えてくれるって言うんだ
理解してないんなら
どうやって俺に触れられるんだ
奴らにはできないさ
奴らはしないさ
奴らは立ち向かってくるから
俺の人生も運が尽きたって分かるんだ

(対訳 国田ジンジャー)

ヤンコビック版 Amish Paradise


○ アーミッシュ・パラダイス

盆地の穀物畑を収穫しながら妻を見つめていると
やたらと貧乏臭いことに気づく
俺みたいに完璧なアーミッシュは
電化製品を避けることを知っているだろ?
毎朝4時半に起きての乳搾り
Jebediahはニワトリにエサをやり、
ヤコブは畑を耕す
エゼキエルさえ俺の心が離れていると思うぐらい、
長い長い乳搾りと耕作さ
俺はこの土地の男だぜ
俺は戒律に従うさ
聖書を片手にあごひげを生やしてな
俺が俺の雑用を終えてお前がお前のものを終えたら
今夜もパーティーだ、いまだに1699年みたいな、な

(コーラス)
俺たちは一生
アーミッシュパラダイスで暮らしてる
バターを一掻き、二掻き
アーミッシュパラダイスで暮らしてる
キツイ作業と奉仕
アーミッシュパラダイスで暮らしてる
キルトを安く売りまっせ
アーミッシュパラダイスで暮らしてる

先週、地元のクソガキが俺の尻を蹴りやがった
だが俺は微笑んで、もう片方の頬を差し出してやったさ
なぜなら奴が地獄の炎で焼かれる姿が目に浮かぶからな
俺はどんなにクソッタレな観光客でも殴ったりしない
態度の悪いアーミッシュ、そんなもん聞いたことないだろ?
俺の服にはボタンはない、だがイカした帽子は大好きさ
地元の仲間は俺には黒が似合うっていってくれるぜ
訊ねてきても退屈なだけさ
俺たちは電話代を300年も払ったことがねぇ
だが俺たちは変わった骨董品じゃねぇ、指さすな、見つめるな
テクノロジーが嫌いなだけなんだ

電話もねぇ、灯りもねぇ、車もねぇ
贅沢なんて一つもねぇ
ロビンソンクルーソーみたいなもんさ
ひたすら自然なままなんだ

(コーラス)
俺たちは一生
アーミッシュパラダイスで暮らしてる
質素で単純な男たちさ
アーミッシュパラダイスで暮らしてる
罪と悪徳に堕ちるヒマもない
アーミッシュパラダイスで暮らしてる
俺たちは戦わない、人格者のフリだぜ
アーミッシュパラダイスで暮らしてる

虫をすくい上げ バターを掻き回し
月曜日に納屋を建て すぐに別のヤツを建てる
これが本当に高潔だと思うか?
これがピュアなハートだと思うか?
俺はよくわかってる、単にやたらと控えめなだけだとな
ちっちゃなお守りに朝晩跪いて
死後の世界へのポイントを稼いでる
自惚れるな、泣き言をいうな
でなけりゃ俺の兄弟がお前を中世風にするぜ

(コーラス)
俺たちは一生
アーミッシュパラダイスで暮らしてる
狂ったメノー派さ
アーミッシュパラダイスで暮らしてる
警察も信号もない
アーミッシュパラダイスで暮らしてる
それでもお前は警戒してる
アーミッシュパラダイスで暮らしてる

(対訳:二茂)




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  1. 2006/09/29(金) 23:22:21|
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