類人燕

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赤マルジャンプ2007春号感想

はいはいどうもどうも。赤マル感想行きます。いつも通りレギュラーと違ってお約束ネタがないので普通の感想になってます。
主観評価も付けておきました(袋とじやオマケは除く)。
☆☆☆☆☆ ……今すぐでも本誌連載を!
☆☆☆☆ ……連載云々は別として良かった
☆☆☆ ……最低限文化的な赤マル読み切り
☆☆ ……物足りない。もっと精進してくれ。
☆ ……商業誌に載せるってレベルじゃねーぞ
× ……荷物まとめてとっとと田舎帰れ!
という感じで。




○ SEASON CALL(天野洋一) ☆☆

 OVER TIMEで短期打ち切りを喰らった天野洋一の読み切り。
 なんというか、一言でいうと「雑な内水融」。
 ・面白そうな世界観なのに、それを描き切れていない
 ・動きのあるシーンでは、誰が誰に何をやっているのか分かりづらい
 ・登場人物の内面や動機の描写が上手くないため、誰にも感情移入できない
 ・読み切りなのに伏線がまともに引けていない
 ・オチのカタルシスの弱さ
 内水とタメなのは、「キャラの魅力の薄さ」というダメな部分のみ。これじゃあもう一回連載チャンス貰ってもちょっと苦しそう。


● 空知秀秋タレ流し約3万字インタビュー

 非常に面白かった。あ、笑えるとかそっちの「面白い」じゃなくて興味深いという意味での「面白い」ね。
 なんというか、銀魂が時にはグダグダになることはあってもちゃんと元に戻るのは、作者の中にちゃんとした核があるからなんだなと思った。大亜門、あんたに足りないのはそこだよ。ちょうど休みに入るんだし、一ヶ月でもいいからヲタ断ちしていろいろ見つめ直してくれ。
 以下、色変えてある部分は、本分からの引用ね。手打ちなんで誤字脱字してたらゴメン。

 空知/『FF』はやらないな。
 大西/ドラクエ派なんだ?
 空知/主人公が勝手にペラペラしゃべるから、『FF』は…。
 大西/その世界に入りにくいってこと?
 空知/俺は勇者に自分の名前をつけるタイプだから。

 なんか、登場人物に勝手なアテレコしてる様が目に浮かぶ。「村長話なげぇよ!あんた校長だったら朝礼で子供を何人も貧血で倒すタイプだよ!」とか。

 大西/面白いキャラを作る方法は?
 空知/わかりやすく言うと、基本「地面に落とそう」としますよね。
 大西/地面というか、読者の側に持っていくよね。
 空知/そう。漫画に出てるキャラは、なんかフワフワしてる状態なんだよね。それを身近なところまで落とすような。
 【中略】
 空知/細かいところまで考えていく感じっすね。すぐ隣にいるくらいに。「そいつの家のゴミ箱に何がはいってるか」分かるくらいまでになったら、成功って感じですね。まあ「銀魂」でそこまでのヤツはなかなかいないですけど。未だに自分でも理解できないキャラとかいますからねさっちゃんとか。あと、九兵衛、高杉あたりは動かしづらくて仕方がない。

 そういや洞爺湖の仙人のゴミ箱には固くなったティッシュが入ってたっけ。
 久保帯人とか鈴木央は、キャラが好きな音楽とかを設定してたりするけど、ゴミ箱の中身というのはよりドメスティックですな。確かに生活の積み重ねがモロにでるところだから身近なキャラづくりとしてはこっちの方が説得力ある。マダオならコンビニ弁当を中途半端に分別してたり失火が怖いんでちゃんと水に突っ込まれたタバコの吸い殻入れがあったりとか、読者も想像すると楽しいかも。
 ちなみに、動かしやすいキャラといえばヅラだそうで。

 大西/漫画家を目指す子供たちに、なにか一言。
 空知/まあ漫画だけ読んでいてはダメって話だよね。
 大西/じゃあさ、何をしなくちゃダメなの?
 空知/漫画家になりたい時点で漫画が好きってことだから、他の何かが必要になるんですよね。
 大西/うん。
 空知/普通に部活やって…だって、普通の生活も知らなくちゃいけないでしょ?普通の高校生がどういう風に生きているのか…とか。でもひねくれた視点も持ってないと。
 大西/『普通の生活を送りつつ、ひねくれた視点を持つ』、と。
 空知/でもこんな発言、生意気だから載せないで下さいよ。

 漫画家目指す子供たちよりも、連載目指す赤マル作家に読んで欲しいところ。
 非常識なことを描くには非常識を非常識として認識できる常識が必要なわけで、単に無茶苦茶描けばギャグになると勘違いしてるギャグ系作家は特に肝に銘じておいてほしい。

 と、気になるところを掘り出してたらキリがないのでこのぐらいで。銀魂の今後についても重要なこと語ってるけど、ファンならそのぐらいは買って読め。


○ ソーセージ(宮本和也) ☆

 なんというかマガジンっぽかった。結局二人とも暴力サイドで(とりあえずの)決着を付けちゃってるし。
 これ、バカな方が頭使って問題解決するようにすればマガジン的バカっぽさも薄れただろうに。
 

○ ガラアクタ(三代川将) ☆☆

 昭和も終わって20年近く経とうというこの時代に、ここまで手塚絵な新人が出てくるとは良くも悪くも驚き。というか、最近では手塚絵は田中圭一の漫画でしか見かけなくなってるので、下ネタ漫画になるのかと妙な錯覚を起こしてしまった。
 ※田中圭一 …… 手塚治虫や本宮ひろ志の画風を真似たうえで、どうしようもなく下らない(褒め言葉)下ネタを連発する漫画家。サラリーマンとして結構な地位にいるのも笑える。

 
 ストーリーについて。おにぎりから妙な回想に移行するあたり、初期ボーボボの不条理ドラマみたいでやっぱり妙な錯覚を起こしてしまった。
 真面目に分析すると、ストーリーの流れが何カ所かで繋がらずに断絶してるため、ボーボボ風味になっていると思われる。
 どうもいろいろと天然な作者っぽいので、そこを伸ばしつつグダグダになるまで追い込むと、妙な不条理コメディ作家が出来上がるかも知れない。でも現状じゃ☆二つ。
 

● 袋とじ番外編

 えーっと、近日打ち切りの作品が2本、常に打ち切りの恐怖に脅えながら巻末をうろつく作品が1本、長期連載も勢いが落ちてそろそろ大団円かという作品が1本、作者が体力的な理由でギブアップするんじゃないかと心配されてる作品が1本。
 ……なんだこのラインナップは。ネウロかリボーンぐらい混ぜておいてもバチは当たらないと思うが。
 
 ・エム×ゼロ
  作者、エロシーンは描きたくないのか。ってこんなところでぶっちゃけるな。
 ・ボーボボ
  番外編ぐらい、メインの連中以外が見たかった。ガ王でも田楽でも絶望君でもいいから。
 ・太臓
  エロガードがメインの連中を喰ってしまったのがなんとも。
 ・メゾンドP2
  バカ彦くんが有効活用されてるな。最近のメゾペン本編よりも。


○ エリヤ(島袋光年) ☆☆

 ご存じ、「なんだよジャンプで人気作家になっても金出してエンコーしなきゃ女にもモテないのかよ」と少年たちの夢を奪ったしまぶーのジャンプ間接復帰作。
 うーん、そもそも逮捕時点でかなり勢い落ちていた作家だったので、こんなもんなのかな、と。
 それにサッカーにあんまり興味ないだろしまぶー。描写が雑すぎるぞ。
 

○ じゅごんラプソディー(薙沢なお) ☆☆

 うーーーむ、いろいろと突っ込みどころはあるけれど、そういう漫画じゃないしな……
 あ、人間に似てる方が人魚としてダメ、ってのはちょっと面白かった。


○ 魔女になった少年(松本直也) ☆☆★

 ナルト岸本のアシ、松本直也の作品。
 過去の作品(ネコロマンサー、ルームストレンジャー)よりは師匠の画風が抜けてきた感じもするけど、かわりに松本大洋臭が多くなっちゃダメだろ!
 (評価の黒星はこの部分に対して)
 週刊モーニングに、イノタケと松本大洋(と最近は浦沢直樹も)の絵柄をハンパに真似ているため大規模掲示板界隈では「井上大洋」と揶揄されている小山宙哉という若手作家がいるんだけど、松本直也もこのままじゃ「岸本大洋」とか言われそう。
 ストーリーとかキャラ立てとかは悪くないので、まずは絵柄をどうにかした方が良いのではないかと。


○ climbxmax!!(イチノセコウタ) ☆

 主人公の行動原理が頭悪すぎ。女教師に惚れてるのに同級生の盗撮やるのはおかしいだろ。主人公にくっついてる幼なじみ(?)も単なるご都合キャラになってるし。
 もっと練れ。


○ アルバイターキンタロウ(高橋英樹) ☆☆☆

 悪役が薄っぺらいとか金額の根拠がよくわからんとか言いたい部分はいろいろあるが、まあ特異な設定をあまり破綻せずにまとめたという点を評価。今回、設定負けしてる作品ばっかりだからなぁ……


○ PINGPONG★CRASH(虫井恭介) ☆☆

 作中のテンションが高いのは歓迎するけど、作者まで一緒に舞い上がってしまっていろいろと分け分かんなくなってる部分が多い。
 ベースが卓球なので説明不足でもこっちが勝手に理解してしまえるけど、そういう読者に頼った描き方はよろしくないでしょう。


○ はな垂れアグリ(岩田ナヲヤ) ☆☆

 同じ☆二つでもじゅごんやピンポンと違って、いろいろと惜しい部分で減点されての評価。一皮むければ期待できる作家かもしれない。


○ MAN DEVIL(鳥羽実里) ☆☆

 連載だったらアンのチンコ談義に花が咲きそうな。
 謎の植物が説明不足で謎すぎるというのがどうにも。そこうまくすればもうひとつ☆追加だったのに。


○ 黒子のバスケ(藤巻忠俊) ☆☆☆☆

 前号のバスケ漫画二つ(舌出して威嚇するバカ兄弟ものと、三角関係もの)があまりにもアレだったので、これは結構面白く読めた。☆4つは甘い気もするけど。



 ちょっと今回不作すぎ。空知インタビューが突出して面白いというのはダメだろ。
 将来性からすると、☆は3つだけど高橋英樹が一番かな。バスケの人はまだ判断保留。

 

では、また来週!




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テーマ:週刊少年ジャンプ全般 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2007/05/10(木) 03:24:51|
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